字がうまくなる方法なんてやめておけ!!時代は字が汚い人!
「字を綺麗に書くにはどうすればいいですか?」
てやんでい!!
昼下がり、武田双雲という書道家が小堺一機とゴルゴにいいことを言っていた。
「ぼくは人の字を直すのが嫌いなんですよ」
キザなことをいってるよと一瞬思ったがぁ、
「校長先生の『辶』とか、田中くんの『氵』とか小学校のとき集めてて・・・」
こいつは、変態だ!!いい変態だ!!!!
だから、どの字も好きで、小堺ゴルゴの字も優しさににじみ溢れていると。
「自分の字を愛せないと、キレイな字の自分が好きなだけだと、昔の自分が嫌いって言うことでしょ??」
武田双雲、商売上手な売れ線かと思ってたが、いいやつらしい。
珍しく褒めることから始めてみて、特に何も付け加えることがない話だ。
字が汚くて何が悪いんだ??
いま、試しに「キレイな字」ってのを思い出してみろよ??
その字は機械的にキレイなだけで何の個性もない字じゃねーか。
書いてるのは、書道家かもしれねーがそんな画一的な字を書いたってしょうがねぇ。
「字」っていうのには、今までの自分の生きる姿勢が如実に現れるなぁ。
それを肯定してやるってのが大事だ。キレイでも汚くてもいいじゃない?
成長する自分、達成できた自分、こういう人の目ばかりを気にするやつぁ小さいねぇ~
じゃあな!!