映画・ドラマ「MOZU」というマーケティング作品

 

 

 

てやんでい!!

 

 

 

たいして観たくもないのにテレビをつける。

 

観ると意外とおもしろい。

 

バラエティとか笑うのが好きなもんでぇ。

 

 

 

一方で、まるっきりつまらないものがある。

 

「ドラマ」だ。

 

あれは実に悪い。ホントに悪い。

 

映画を借りてきた方が満足度は絶対高い。受動的とは恐ろしいねぇ。

 

 

 

そんなこんなで、槍玉にあがるのが「MOZU」なんだ。

 

映画が公開し、スピンオフも放映し・・・・・・

 

結局、映画以外は全部みちまった。情けねぇな。

 

 

 

「ストーリーはどんなんだい?」「みたんだけどね、忘れちまったよ」

 

内容が薄いから覚えられるものがねぇんだ。

 

・家族が何らかの形で別れた人ばっかり出てくる。

 

・とりあえずサイコパス

 

・話の辻褄はダルマっていう陰謀論でごまかす

 

・あとはアクション!!!!

 

・からの身内が裏切っていたというどんでん返し

 

こんなドラマ。ね?伝わっただろ??

 

 

 

だんだん書いていてムカついてくる。

 

これね、ハリウッド映画のテンプレを大枚叩いて日本でつくっただけなわけ。

 

「みんな、こんなエンタメが観たいんでしょ??つくってあげたよ??」

 

という態度が見え見えなのだ。

 

(一応、原作は日本の小説らしいが、脚本で変わるんだろう。)

 

 

 

まだまだ続く。

 

・大げさな色調補正

 

これはホントに酷いね。ドラマチックにしようとコントラスト無茶苦茶つよいんだ。

 

黒は黒、白は白っていう目が痛くなる感じのやつ。

 

こっちの方が見かけの印象はいいが、鬱陶しいことこの上ねぇ。

 

そして、スピンオフはTBSとWOWOWでやったんだけど、コントラストを使い分けていた。

 

ちなみに、大河ドラマ龍馬伝」は効果的に使っていたが、「MOZU」はホントに酷い。

 

意外と視聴者はシビアでこういうのにゲンナリしてるのに気づかないんだなぁ。

 

 

 

西島秀俊!!!!映画はたけし!!!!

 

西島人気にあやかりましょう!!

 

はい、裸になって!!

 

はい、格闘シーン!!

 

はい、雨が降ってる中で叫んで!!

 

全編、こんな感じ。西島秀俊のPVでもつくっててほしい。

 

映画は北野武??

 

大した映画監督じゃねぇし、もう歳だ。かわいそうにぃ。

 

 

 

ひどい

 

なんでこうなってしまうのか??

 

原因は簡単だ。

 

制作陣は「マーケティング」で作品をつくっているから。

 

監督は、映画をつくってお金が欲しいのだろう。ただそれだけ。

 

何が表現したい!とかいう思いは何もなし。テレビ局の道化である。

 

一般受けするストーリー、目を引く色調、人気俳優、大規模な爆発シーン、売れた原作・・・・・・

 

こんなのの何がおもしれぇのか。

 

俺から見りゃ新興宗教の洗脳そのものである。

 

こんな映画をみて、ストレス発散し、また、会社にいってストレスを蓄える。

 

そんな人に向けた映画、ドラマなのだろう。

 

 

 

 

「世界で一番売れたハンバーガーとコーラが一番美味しい」

 

アメリカ人の猿真似をして儲けようとする日本人がいる。

 

そして、こうした映像をありがたく観ている人々がいる。

 

審美眼がある、良心をもった日本人はどれだけいるのだろうか。

 

 

 

 

じゃあな!!